売掛債権の買取で先払いで助かった
500万円の自己資金を確保することに成功
私は非常に厳しい家庭で育てられました。
そして多くの兄弟との競争で鍛えられたといっても過言ではありません。
私の両親は敬虔なクリスチャンであり、生活も戒律を守って厳しくしつけられ生活を送っていたのです。
子供たちもそれに背くことはできませんでした。
両親はキリストを信じそして何こともポジティブで果敢に取り組むことをモットーにしている人だったのです。
それゆえ父は短距離走のオリンピック選手に、母は水泳で国体に出場するほどの実力者であったんです。
日々のストイックな練習に次ぐ練習で、人に負けない強靭な精神を持ち、努力を重ねてこうした華々しい成績をおさめてきたのです。
それに追随するように私以外の兄弟四人も、皆スポーツ万能で国体や全日本選手に出場するほどの実力者になっていきました。
このようなスポーツ一家に生まれながら、娘の私一人だけは運動音痴でネガティブシンキング、ひっこみ思案で根暗な少女だったんです。
それ故両親は自分にあまり愛情をかけてくれていないと、子供心に思っていたのです。
特に父親は私に否定的な態度をあからさまに取りました。
お前はよその子だ、お前はどうしてほかの兄弟ができる事ができなんだ、お前なんか産むんじゃなかったなど暴言を吐かれたことは数えるときりがありません。
でも私は子供心に父の愛情が欲しい、父から愛し認められたいと思っていたのは紛れもない事実なんです。
そうこうしているうちに時が過ぎ、上の姉や兄たちはスポーツ関連の職業や教師になったり、有名な企業に就職するなど華々しい経歴を構築していったんです。
一方の私はというと、スポーツではなく何か人のためになる世の中に貢献できる仕事を立ち上げたいとひそかに野望を持っていました。
父は反対しましたが、いくつもアルバイトや夜の仕事を重ね、何とか事業を立ち上げるための500万円の自己資金を確保することに成功したんです。
500万円の自己資金を確保することに成功
| 資金を出し合い起業することにしました
| 何が何でも会社を軌道に乗せ父に認めてもらわなければ